『「細雪」の詩学』と『細雪』(まとめ) – 前+後編 (完結) –従来のナラトロジーを更新するノン・コミュニケーション理論を導入した『「細雪」の詩学』(田畑書店 2024)。当然その理論面が注目されますが、コーパスとなる谷崎潤一郎『細雪』のモノグラフィー(専門研究)として見ると何が読めるのか。その観点からこの大部な理論書をのまとめます。Jul 20Jul 20
NewJeans ハニの『青い珊瑚礁』、松田聖子の『青い珊瑚礁』。「シティポップ」の遠い夢。さる6月26、27日のニュージーンズ、東京ドーム公演でのハニ、『青い珊瑚礁』を聴いて、崩れ落ちてしまった日本のオールド・ファンは多かったのではないだろうか。Jul 8Jul 8
バブル最高値に迫る株価と、甦る〝シティポップ〟日本の株価がバブル最高値に迫る勢いだとか。 バブル真っ只中の80年代、最前線で小説を書いていた者としては、いろいろ思うところもあり、感慨深い。Feb 21Feb 21
ニュージーンズと“ネイティヴ感覚”ニュージーンズの歌詞に付けられていた日本語訳から、それがほんとに“自然”な翻訳なのか、という根本を問う。…AI翻訳や、生成AIとの付き合い方にまでこれは敷衍されるべき問題。Aug 25, 2023Aug 25, 2023
「企業が利潤を追求するのは当たり前」という論理を5分で論破する方法「企業が利潤を追求するのは当たり前」という理屈は、企業の行動を正当化する論拠としては、無効です。しかしそれを素早く論じることは意外と難しい。そこで、その無効性を指摘する手順の一例をメモしておきます。「間違っていることを、間違っているというための技術」です。Jan 7, 2023Jan 7, 2023
「言語ゲームはすべてを語る」ブックレヴュー*橋爪大三郎『はじめての言語ゲーム』講談社現代新書2009年 〜Amazonのレヴューを読んで「???」と思い、新書だったので読んでみました(一晩で読めます)。 そこで、「???」とならないレヴューを書いてみました。Aug 14, 2022Aug 14, 2022
「大阪はケチケチ」と«日本最後の日»というと、なんだか「風が吹くと桶屋が儲かる」式の話のようですが。。こう考えてみては、どうでしょう? …年の瀬に気になった、みっつのニュースより。Dec 29, 2021Dec 29, 2021
大阪の“北朝鮮化”と米民主党VA州知事選敗退の行方をどう捉えるか。2021年、日本の衆院選、大阪選挙区で維新の会がほぼ議席を独占し、むむむむむ、と思っていたら、アメリカでもヴァージニア州知事選で民主党が敗北。…まぁね。距離をおいて客観的に眺めれば、どちらも「当然の結果」ではあるのだが。。Nov 5, 2021Nov 5, 2021
尾身会長と山本五十六結局専門家もみんな「もし五輪をするなら」という話ばかり。誰も「絶対やってはいけない!」と怒らない。まるで「もし戦争をするなら半年やそこらは暴れてみせましょう」といったという、第二次世界大戦の時の海軍の司令官とそっくり(笑)それでは五輪も、戦争も止まらない。Jun 24, 2021Jun 24, 2021