最後のセカンド・チャンス
バイデンがスピーチで「史上最も多くの票を集めた」と1度しかいわなかったのでびっくり、Tだったらこの話が絶対延々続く、それに馴れてたから、思わず待っちゃった、ほら、こんな風に…とA.クーパーが執拗に物真似(笑)
検索したら、すかさずちゃんとtweetしてくれている人がいたので、クリップしておきます!
いわく、信じられるか、誰もこんなの見たことがない、すごいことだぞ、みんなが話してる、史上最大の得票だぞ、世界のリーダが電話してきて、俺にいったぞ、こんなの見たことない、史上最大の得票だぞ…
「もう、止めてよ」「今にそれが懐かしくなるよ」とか突っ込まれてるw
今回の選挙、A. Cooper絡みだと、NYTのTom Friedmanの選挙直前の記事も、諸外国、外国人からの視点を取り入れていて、非アメリカ人の共感を誘うもの;)
…いわく、どんなにアメリカが失敗しても、問題があっても、世界の人々は、何度も何度も、アメリカにチャンスを与えてきた。もう一度だけ、もう一度だけ…とアメリカを信じようとしてきた。
それは、ロシアや中国とは違って、アメリカが単に自国の利益を考えているだけではない、世界の人々のことも考えているのではないか、と思えたからだ。
もしTが再選されたら、結局アメリカも、ロシアや中国と同じ、欲得ずくの国になってしまう。それは、Tがそういう人だ、ということではなく、アメリカがそういう国だ、ということになってしまう。
もし世界の人々が、あの虹の彼方には、自由が、正義が、真実が、尊重される国があるのかもしれない…そう夢見ることを止めたなら、その時世界は暗くなる。
元の記事はこちら:
Opinion | Trump Has Made the Whole World Darker — The New York Times
https://www.nytimes.com/2020/10/30/opinion/trump-america-world.html
残念ながら、Friedmanの願い虚しくテキサスでは勝てず、上院も共和党多数を維持、という投票結果。
前回は「TもHillaryも嫌い」という人が多く投票率が下がったことがあの結果か…と見ていましたが、ここまで投票率が上がっても(そう、これなら「国民の信託を受けた」といえるわけです;)結果はかなりの接戦で、前回もちゃんとアメリカ国民の民意を反映してたんだ、ということが判りました。
最高裁を含む司法の共和党化も進んでおり、銃規制、プロ・チョイス、国民皆保険、BLMを始めとするマイノリティ差別の解消など、民主党支持者の願う政策の実現は、バイデン政権下でも難しいでしょう。
どうもラティーノ系の人たちにバイデンはコネクトできなかった、という説もあり、このあたりが滅びゆく運命のデモグラフィ、現在の共和党支持層に変わり、新支持層となる可能性も出てきた。
しかしともかく今夜のところは、もう一度、民主主義のビーコンとして、“古き良きアメリカ”に、
虹の彼方の、いつか辿り着ける真実の国、その夢を、もう一度— — そう、“最後のセカンド・チャンス”として …
辛くも託すことができそうです;)
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Kavanaugh米最高裁判事候補の報道に、高校時代といえば、自分も女のコを押し倒してしまったことがある…と冷や汗をかいた男性は多いのでは? でもね、ここには細くともはっきりとした違いがある、と思うのです…。There could be a fine line here…;)